温故知新

[ハロプロ]
今回のオーデ・・・・・・・・・・・・これは、本当に必要な事であったのであろうか?
エースを探せ・・・・・エースは、探しとるものではなく、育てはぐくんでこそのエースではなかろうか?
後藤真希のような人材を得るのは、極めて希有な事であると思われる。
今の娘。に必要なのはバースではなく、クロマティでもなく、ミスタータイガース掛布であり、ミスタージャイアンツ原ではないのか?
すなわち、安倍なつみの後継者である。
強力な助っ人を外部から次々と取り入れた昨年のジャイアンツがどうなったのか記憶にも新しい。
それは、メジャーリーグニューヨーク・ヤンキースもしかり、リーガ・エスパニョーラレアル・マドリードもしかり。
逆にメジャーでも、ヨーロッパサッカーでも、さらにはNBAでも力を伸ばしてきているのは、若手の育成に力を入れてきたチームである。
娘。に急場しのぎのエースを作ってみたところで、なんの解決にもならんのではなかろうか?
確かに新しい風を吹き込むのは新規のファンの獲得には効果をなすだろう。
しかし、それは、逆に今までエース候補として、育てられてきたと思われるメンバー以上に、いずれその子達がエースになるのを、心待ちにしていた既存のファンのかい離を増長していくことに、もう少し意識を向けていただきたい。
高橋愛は、大器晩成であるかもしれないが、エースの素養を持っているし、ソロでオリコンベスト10内に入る実力がある藤本美貴はすでにエースといえる(ただ、問題はミキティの場合やはり、加入の経緯から、前述にあるような助っ人的な意味合いが拭いきれない)、最近は、あまり目立っていないが、育てようによっては、加入直後にセンターを取った田中れいなも十分に素養は感じられる。
それらの子をないがしろにし、どこにいるともしれない幻のエースなどというものを探している暇があるなら、既存の娘達をエース級へと導いて頂きたい。
かつてのNBAシャーロット・ホーネッツ(現・ボブキャッツ)の3羽ガラス(L・ジョンソン、A・モーニング、K・ギル)や、NCAAミシガン大のファブ5(C・ウェバー、J・ハワード、J・ローズ、J・キング、R・ジャクソン)のような生え抜きの強固なエースが生まれることを期待する
つんく♂や事務所が何を焦っているのか知らんが、必ず、チーム、ユニット、集団というものには、低迷期が訪れる、それを乗り切るのは急場しのぎの力ではなく連綿と培われてきた力である